シリア軍は本日(11月30日)、同国北西部で反政府勢力の武装勢力による攻撃があり、兵士数十人が死亡したと発表した。敵軍はアレッポ市内の多くの地域に侵入しており、軍は戦力保全のため撤退を余儀なくされている。
イスラム過激派グループの武装集団が11月30日にアレッポ中心部に侵入した。
この発表は、イスラム過激派組織「ハヤト・タハリール・アル・シャーム」(シリアのアルカイダの旧支部から派生)が率いる連合軍が3日前に奇襲攻撃でアレッポ市に入ったことをシリア軍が確認した初めての発表となる。
ロイター通信はシリア軍の発言として、「多数のテロリストと複数の戦線の同時出現により、わが軍は防衛線を増強し、攻撃に対応し、民間人と兵士の命を救い、反撃に備えるために再配置を余儀なくされた」と伝えた。
軍はまた、「武装テロ組織」が「アレッポ・イドリブ」戦線の複数の拠点に対して大規模な攻撃を開始したと述べた。 AFP通信によると、100キロ以上に及ぶ地域で激しい戦闘が行われたと報告されている。
またAFPによると、シリア人権監視団(SOHR、英国に拠点)は、タハリール・アル・シャムとその同盟武装集団がこれまでにアレッポ市の大部分と政府庁舎、刑務所を制圧したと述べた。
政府支持派のラジオ局シャムFMは、「アレッポ市の街路や地域には武装集団が存在し、市西部の過激派拠点には空爆が行われた」と報じた。
「市内の公共施設や民間施設がほぼ全面的に閉鎖されている中、ほとんどの市民は外出を避けている」とシャムFMは付け加えた。
SOHRは空爆はロシアとシリアの戦闘機によるものだと述べたが、ダマスカス政府とモスクワ政府はこの情報を確認していない。
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出典: https://thanhnien.vn/quan-doi-syria-triet-thoai-sau-khi-phien-quan-tien-vao-aleppo-185241130173058248.htm
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