ロシアのIl-76軍用輸送機(図:Wikipedia)。
「我々の囚人はそこにはいないと断言できる」とダニロフ氏はウクライナのウェブサイト「バベル」のインタビューで語った。
ダニロフ氏は、1月24日にロシアのベルゴロド州で墜落したロシアのIl-76輸送機に言及していた。ロシアは、捕虜交換でウクライナ人捕虜65人を乗せた飛行機が米国製のパトリオットミサイル2発の攻撃を受けたと発表した。
ロシアの発表を受けて、ウクライナはロシアに対し、同機に乗っていたとみられる囚人の遺体の返還を要求した。
キエフ・インディペンデントによると、ロシアはこの要請に応じなかった。ロシアは、ウクライナ人捕虜65人を含む乗船者全員のDNA身元を確認したと発表している。しかし、彼らは具体的な証拠を提示していない。
ロシアの発言に対し、ダニロフ氏は相手側が捏造していると述べた。同氏は、もしウクライナの捕虜が実際に飛行機に乗っていたのであれば、ロシアは墜落現場で証拠を撮影し、広く公開するだろうと述べた。
ウクライナ当局は、もし死傷者が出た場合、現場の「生物学的物質」の量は2020年のウクライナ国際航空752便の墜落現場と同様に膨大なものになるだろうと付け加えた。
「ここにはそんなものはない。彼らはすべての物語を準備していた」とダニロフ氏は語った。 「彼らは何も証明できていない。もしこれが実際に起こったら、状況は全く違ったものになるはずだからだ。」
ロシアのウラジミール・プーチン大統領は、ウクライナ人捕虜を乗せたロシアのIl-76輸送機が米国製のパトリオットミサイルによって撃墜されたことを確認した。
米紙ニューヨーク・タイムズは匿名の米当局者の話を引用し、米国製のパトリオットミサイルシステムがこの飛行機墜落の原因である可能性が高いと報じた。ニューヨーク・タイムズ紙の情報筋によると、Il-76には少なくとも数人のウクライナ人捕虜が搭乗していた可能性があるという。
これらの当局者は、Il-76が以前にミサイル輸送に使用されていたため、ウクライナは誤った情報に基づいて同機を撃墜した可能性があると述べた。
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