中国外務省は8月13日、台湾の頼清徳副主席の米国通過を非難し、中国の主権を守るために強硬な措置を取ると宣言した。
台湾の頼清徳副総統は、8月12日、パラグアイのサンティアゴ・ペナ大統領の就任式に出席するため、桃園国際空港から出発する。(出典:AP通信) |
ロイター通信によると、ライ・タン・ドゥック氏は来週開催されるホスト国のサンティアゴ・ペーニャ大統領の就任式に出席するためパラグアイに向かう途中、公式には米国で乗り継ぎを行っただけだった。
中国外務省は、ライ・タン・ドゥック外相が8月12日夜にニューヨークに到着した直後に出した声明で、北京は「事態の進展を注視しており、国家の 主権と領土保全を守るため断固とした強力な措置を取る」と明言した。
2024年1月の選挙で台湾の次期指導者となる有力候補の頼清徳氏は、8月16日に帰国の途につき、再び米国サンフランシスコで乗り継ぐ予定だ。
ロイター通信は8月11日、匿名の台湾当局者の発言を引用し、中国は台湾近海で軍事演習を行う「口実」として、黎氏の米国通過を利用する可能性があると報じた。
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