ロイター通信によると、フィリピン沿岸警備隊(PCG)は、フィリピンが自国のEEZ内であると主張する南シナ海の海域5か所に、5月10日から12日にかけて国旗を掲げたブイ5基を設置したと発表した。
南シナ海を巡視中のフィリピン沿岸警備隊の艦艇
ロイター通信によると、フィリピンのフェルディナンド・マルコス・ジュニア大統領が同盟国米国とのより緊密な関係を追求する中、フィリピンの動きは南シナ海における中国の行動に対する懸念が高まる中で起こった。
マルコス・ジュニア大統領が5月1日にホワイトハウスでジョー・バイデン米大統領と会談した後の共同声明で、両首脳は南シナ海における航行と上空飛行の自由に対する確固たる決意を強調した。彼らは、東海における中国の違法な「九段線」の主張を却下した国際仲裁裁判所の2016年の判決に言及した。
5月8日、ABS-CBNニュースのインタビューで、フィリピン駐米大使ホセ・マヌエル・ロムアルデス氏は、フィリピン、米国、その他数カ国による東海での合同パトロールが「間もなく」開始される可能性があると述べた。
以前、マルコス・ジュニア大統領は、南シナ海での合同パトロールが今年開始される可能性があると述べていた。 ABS-CBNニュースによると、東海での合同パトロールに参加している国は米国、オーストラリア、日本、韓国である。
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