サウジアラビア外務省は、シリア・アラブ共和国におけるサウジアラビア外交使節団の再開の任務を遂行するため、同国の技術チームがシリアの首都ダマスカスに到着したと発表した。
シリアのダマスカスにあるサウジアラビア大使館。 (出典:AFP)
サウジアラビア外務省は5月27日、両国が10年以上断絶していた外交関係の正式な再開に合意したことを受け、同国からの技術代表団がシリアの首都ダマスカスに到着し、駐シリア・サウジアラビア大使館の再開に備えたと発表した。
サウジアラビア外務省の発表によると、同国の技術チームがシリア・アラブ共和国におけるサウジアラビア外交使節団の再開の任務を遂行するためシリアの首都ダマスカスに到着した。
2011年にシリア内戦が始まった後、サウジアラビアや他のアラブ諸国はシリアから大使館を撤退した。
シリアは2023年5月初旬にアラブ連盟(AL)への加盟を回復した。
5月19日にサウジアラビアのジッダで開催されたAL首脳会議は、シリアのアサド大統領が12年ぶりに出席した会議だった。
これに先立ち、サウジアラビアは5月9日に、同国の外交官らがシリアでの任務活動を再開すると発表した。
この外交関係正常化の動きは後にダマスカス政府によって確認された。
国営サウジ通信社が発表したサウジ外務省の声明によると、リヤドはシリアにおける外交使節団の活動を再開することを決定し、「アラブ世界の共同行動の展開」を目指すという。
一方、シリアのSANA通信も同国外務省筋の話として、ダマスカス政府がサウジアラビアでの外交使節団の活動を再開することを決定したと報じた。
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