トランプ大統領の第一期目の任期中に米国防総省の元首席補佐官であり、Truth Socialプラットフォームの取締役でもあるカシュ・パテル氏が、連邦捜査局(FBI)長官に就任する。
パテル氏はトランプ氏が初めて大統領に選出される前から声高に支持してきた。 2016年の米国大統領選挙でロシアがトランプ氏に有利になるよう介入した可能性について民主党が開始した調査を無力化する上で重要な役割を果たした。
アメリカ合衆国次期大統領ドナルド・トランプ氏。 (写真:AP通信)
パテル氏は国防総省在任中および退官後、主流派 政治家による「ディープステート」を繰り返し非難し、煩雑なFBIの機構を批判した。トランプ氏によるパテル氏の指名が注目を集めているのは、現FBI長官のクリストファー・レイ氏がトランプ氏自身によって(2017年8月に)任命され、任期があと3年残っているからだ。
ヒルズボロ郡保安官チャド・クロニスター氏が麻薬取締局(DEA)の局長に就任する。彼は2017年に警察署長に任命され、その後2度再選されている。フロリダ州当局はクロニスター氏を、長年にわたり麻薬戦争の最前線で実力を発揮してきたベテラン警察官だと評した。
ニュージャージー州を中心に不動産事業を展開する実業家チャールズ・クシュナー氏は、トランプ次期大統領の「義父」(トランプ氏の長女イヴァンカ夫人の義父)であり、駐フランス米国大使に就任する。
また、チャールズ・クシュナー氏は、選挙資金への違法な寄付、脱税、証人尋問の妨害などの罪で、かつて(2005~2006年)投獄されていたこともあり、この指名は世間から特に注目を集めている。 2020年、チャールズ・クシュナー氏は「改革と慈善活動」への貢献を理由にトランプ大統領から恩赦を受けたが、これは当時アメリカ国民から「不道徳」とみなされた決定だった。
チャールズ・クシュナー氏の政界進出により、第2次トランプ政権におけるジャレッド・クシュナー氏、その息子チャールズ・クシュナー氏、そしてトランプ大統領の義理の息子の役割について再び憶測が巻き起こっている。過去1年間、ジャレッド・クシュナー氏は、自身の民間投資会社に資源を集中させたいため、政権には戻らないと繰り返し述べてきた。
ナイジェリアを中心に事業を展開する自動車業界の大富豪で、トランプ次期大統領の「義父」(トランプ氏の末娘ティファニー・トランプ氏の義父)でもあるレバノン系アメリカ人実業家マサド・ボウロス氏が、アラブ諸国と中東地域を担当する大統領上級顧問に就任する。 2024年大統領選挙の終盤、ボウロス氏はトランプ氏に代わって米国のアラブ系コミュニティやイスラム教徒の有権者に働きかけ、ミシガン州という重要な激戦州でトランプ氏の勝利を後押しした重要な要因の1つとみなされていた。
トランプ次期大統領が11月30日と12月1日に発表した候補者は、米国内に新たな論争の「波」を生み出している。
米メディアは情報筋の話として、共和党関係者はトランプ大統領がFBI長官にカシュ・パテル氏を選んだことに満足しているものの、実業家のチャールズ・クシュナー氏とマサド・ボウロス氏の外交経験の少なさを多少懸念していると報じた。一方、民主党はトランプ氏が新政権を信頼できる人材で構成された「民間企業」にしようとしているとして、人事指名を強く批判し続けている。
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出典: https://vtcnews.vn/ong-trump-tien-cu-cac-nhan-vat-tam-phuc-dam-nhiem-vi-tri-ve-chinh-tri-an-ninh-ar910937.html
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