(CLO)ドナルド・トランプ次期米大統領は火曜日、元国家情報長官のジョン・ラトクリフ氏を中央情報局(CIA)長官に選んだと発表した。
ラトクリフ氏はトランプ大統領の1期目の終わり、具体的にはトランプ大統領が退任する8カ月前の2020年5月に国家情報長官に就任した。
ラトクリフ氏は、当時の大統領選挙中にトランプ氏と共和党の同盟者がジョー・バイデン氏を含む政敵を攻撃するために使用した機密情報を機密解除したとして民主党員や元情報機関職員から非難されているが、ラトクリフ氏の事務所はこれを否定している。
元米国国家情報長官(DNI)ジョン・ラトクリフ。写真:ロイター
また、トランプ大統領は火曜日、次期駐イスラエル大使に元アーカンソー州知事のマイク・ハッカビー氏を指名すると発表した。ハッカビー氏は親イスラエルの立場を取っているとみられており、これは中東紛争に対する米国の今後の政策を示唆する可能性がある。
ハッカビー氏は2017年のCNNとのインタビューで「占領など存在しない」と述べ、その中でヨルダン川西岸地区を聖書に出てくるユダヤとサマリアと呼んでいた。
トランプ氏の指名発表はイスラエル高官らから即座に賞賛されたが、パレスチナ人からは批判される可能性が高い。
「彼はイスラエルとイスラエル国民を愛しており、イスラエル国民も彼を愛している。マイクは中東に平和をもたらすために精力的に働くだろう!」とトランプ氏は声明で述べた。
ハッカビー氏(69歳)は、イスラエルがガザ地区のパレスチナ武装組織ハマスやレバノンの武装組織ヒズボラと戦い、さらにイランとの緊張が続く中、ワシントンで最も敏感な外交職の一つに就くことになる。
ハッカビー氏は、ジョー・バイデン大統領がイスラエルにガザでの戦争を控えるよう圧力をかけ、現民主党政権のガザでの停戦の呼びかけに反対していることを批判した。
ホアン・アン(ロイター通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/ong-trump-chon-giam-doc-cia-dai-su-moi-tai-israel-post321099.html
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