公式結果によれば、エルドアン大統領は直接対決で52.1%の得票率を獲得し、ライバルの47.9%を破った。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、2023年5月28日、トルコのアンカラで再選後、支持者らと祝った。写真:AP
この勝利により、近年人口8500万人の国で国内、経済、安全保障、外交政策を全面的に見直してきたエルドアン大統領の立場がさらに強固なものとなった。
69歳のエルドアン大統領はアンカラでの勝利演説で、すべての争いを過去のものにし、国家の価値観と夢のために団結することを誓った。エルドアン大統領は、インフレがトルコの最も差し迫った問題であると述べた。
「今日の唯一の勝者はトルコだ…また5年間国を運営する責任を我々に与えてくれた国民一人一人に感謝する」と彼は付け加えた。
この勝利により、エルドアン氏は、1世紀前のオスマン帝国崩壊後に現代トルコを建国し、15年以上在任したムスタファ・ケマル・アタテュルク氏以来、トルコで最も在任期間の長い大統領となる。
ジョー・バイデン米大統領はツイッターに「二国間問題や共通の世界的課題について、NATO同盟国として引き続き協力していくことを楽しみにしている」と投稿した。
フランスのエマニュエル・マクロン大統領もエルドアン大統領に祝意を伝え、フランスとトルコは「共に立ち向かうべき大きな課題」を抱えていると述べた。
エルドアン大統領に祝意を表した中東の指導者の中には、イラン、イスラエルの大統領、サウジアラビア国王もいた。トルコ国民と観察者たちは、エルドアン大統領があと5年間権力を握ればトルコはより強くなるだろうと評価している。
ホアン・ハイ(ロイター、アルジャジーラ、AP通信による)
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