4月19日、北スラウェシ州シタロのタグランダン島にあるルアン火山を眺める人々。この火山は4月20日の午後も噴火を続けた - 写真:AFP
AFP通信によると、インドネシアのルアン火山は4月20日も灰の柱を噴き出し続けたため、その脅威はまだ終わっていない。同火山は今週、数回噴火している。
北スラウェシ州の最外縁部に位置するルアン山は4月16日遅くに噴火し始めた。当局は火山付近の島々に住む数千人を避難させ、最寄りの国際空港を閉鎖しなければならなかった。
当局によると、火山は4月19日の深夜前に再び噴火し、4月20日の午後も噴火を続け、山頂から250メートルの高さまで灰の柱ができたという。インドネシアの火山当局は、大規模な噴火の可能性がまだあると警告している。
標高725メートルのルアン山は、インドネシアの100以上の火山の中で、現在4段階の警戒システムの中で最高警戒レベルにある唯一の火山だ。
当局は火山の周囲6キロの立ち入り禁止区域を設定した。
地元当局は4月19日、隣接するタグランダン島(人口約2万人)の住民6000人以上が制限区域外に避難したと発表した。
これに先立ち、インドネシア国家防災庁(BNPB)は、ルアン山の噴火の勢いが増したことを受け、同山周辺に住む1万1000人以上の住民に自宅からの避難を命じた。
インドネシアの火山当局は、呼吸器系の問題を避けるためにマスクの着用を推奨している。
最近の火山活動を受けて、当局は100キロ以上離れたマナド市(北スラウェシ州の州都)のサム・ラトゥランギ国際空港の閉鎖を延長した。
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