中国は9月15日、台湾(中国)に武器を供給したとして、米国の航空宇宙・防衛企業ノースロップ・グラマンと兵器製造企業ロッキード・マーティンに制裁を科すと発表した。
ロッキード・マーティンは台湾(中国)に武器を供給したとして北京の制裁リストに載っている。 (出典:ロイター) |
中国外務省の毛寧報道官は9月15日の定例記者会見で、中国は米国に対し、台湾からの「断固たる対応」を望まないのであれば、軍事的接触と台湾への武器供与を停止するよう求めたと述べた。
マオ・ニン氏は「ミズーリ州セントルイスのロッキード・マーティン社は、8月24日に発表された米国による台湾(中国)への武器売却に直接関与していた」と断言した。
一方、航空宇宙防衛企業のノースロップ・グラマンも、この島に何度も米国の兵器を売却している。
「中華人民共和国の反外制裁法に基づき、中国は上記の米国防衛企業2社に制裁を課すことを決定した」と報道官は述べた。
今年8月、米国防安全保障協力局はロッキード・マーティン社製のF-16戦闘機5億ドル相当を台湾(中国)に売却すると発表した。同庁は2022年末にも、ノースラップ・グラマン社が対戦車地雷敷設システムを提供する予定だと発表している。
上記の合意に加え、ワシントンは先月、台湾(中国)が米国の武器を購入するために8000万ドルを支援すると発表した。
米議会によれば、この援助策により、同島は装甲車両、砲兵システム、無人航空機(UAV)や対UAV装備、通信装備、兵士の個人装備、必要な訓練コースの購入や改修が可能になるという。
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