ロイター通信は1月10日、ソマリア駐在のハッサン・アリ陸軍少佐の発言を引用し、イスラム過激派組織アルシャバブの構成員が、同組織が支配する地域に緊急着陸した国連ヘリコプターにソマリア人男性2人と外国人数人が乗っていたところを拿捕したと報じた。
アリ少佐はまた、ヘリコプターがソマリア中部のベレドウェイン市を離陸した直後、ガルグドゥード地域に隣接するヒンドヘレ村の近くに着陸する前に故障したと述べた。
「ヘリコプターにはソマリア人男性2人と外国人数人が乗っていました。ヘリコプターは医療物資も積んでおり、ガルグドゥード地域から負傷兵を搬送する予定でした」とアリ氏は述べた。
国連のヘリコプター
Airlines.net スクリーンショット
匿名の国連当局者はロイター通信に対し、ヘリコプターは国連ソマリア支援ミッション(UNSOM)の所属であると語った。国連筋2人は、ヘリコプターには9人が乗っていたと語った。
ワシントン・ポスト紙はまた、ソマリアの首都モガディシュの複数の国際機関の関係筋2人の話として、アルシャバブが1月10日に緊急着陸した国連ヘリコプターの乗組員を捕らえたと報じた。UNSOMの対応についてはまだ情報はない。
ロイター通信によると、アルシャバブはイスラム法シャリーアの厳格な解釈に基づく独自の統治を確立しようと、2006年以来ソマリア政府に対して反乱を起こしている。
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