(CLO)ミャンマー最大の民族反政府勢力の一つは、中国との国境地帯で1年以上続いている壊滅的な戦闘を終わらせるため、同国の軍事政権との和平交渉に応じる用意があると述べた。
ミャンマー国民同盟軍(MNDAA)反政府勢力は12月3日遅くに発表した声明で、「本日以降、我々は直ちに停戦し、ミャンマー軍への積極的な攻撃は行わない」と発表した。
「我々は、中国の仲介の下、ラショーなどの問題についてミャンマー軍と和平交渉を行う用意がある」と声明は述べ、MNDAA戦闘員が8月に突如占領したラショー市に言及した。
MNDAAは「ミャンマー軍との対話と協議を行うとともに、政治的手段を通じて紛争や相違を解決するために高官代表団を派遣する用意がある」と述べた。
ミャンマー・シャン州ラショーの民族武装組織ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)のメンバー。写真:AFP
約8,000人の戦闘員からなるミャンマー国軍は、北部シャン州の少数民族コーカンの自治権獲得を目指して10年以上にわたりミャンマー軍と戦ってきた。
昨年、MNDAAは他の2つの同盟反政府勢力とともにミャンマー軍への攻撃を開始し、ルビー鉱山やミャンマーと中国を結ぶ主要貿易ルートを含むシャン州の広大な土地を占領した。
先週、MNDAAの同盟国であるタアン民族解放軍(TNLA)も軍事政権との交渉に応じる意向を表明した。
同盟の3番目の反政府勢力であるアラカン軍(AA)は、ミャンマー西部の沿岸地域であるラカイン州で依然としてミャンマー軍と戦闘を続けている。ここは中国とインドが支援する大規模な港湾プロジェクトの拠点となっている。
中国は近年、1兆ドル規模の一帯一路構想において戦略的に重要な地域であるシャン州での戦闘の終結を繰り返し求めてきた。
ミャンマーには数十の民族が暮らしており、彼らは数十年にわたり、翡翠、木材、アヘンなど豊富な天然資源の自治権と支配権を求めてミャンマー軍と戦ってきた。
ゴック・アン(AFP通信による)
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出典: https://www.congluan.vn/nhom-phien-quan-lon-myanmar-keu-goi-dam-phan-voi-chinh-quyen-quan-su-post324135.html
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