8月24日、日本は福島原子力発電所から100万トン以上の放射能処理水を海に排出し始めた。
東京は放水は安全だと主張している。国連の原子力監視機関である国際原子力機関(IAEA)は7月にこの計画を承認した。しかし、同地域の政府や人々は懐疑的な見方や反対の姿勢を示している。
8月24日、上海のスーパーマーケットで塩を買う人々。
SHINE.CN スクリーンショット
中国では、日本からの放出水が海を汚染し、塩の品質に影響を与えるとの懸念から、消費者がスーパーマーケットに殺到して塩を買いだめした。 Shine.cnによると、いくつかの種類の塩はすぐに売り切れてしまい、スーパーマーケットでは1人1日2瓶までの購入を制限しなければならなかったという。
多くの地域のオンライン小売業者も、即日完売を報告した。ブルームバーグによると、中国の塩生産会社の株価は8月24日に急騰した。
香港のスーパーマーケットの塩の棚も空っぽだ。
サウスチャイナ・モーニング・ポストのスクリーンショット
同様に香港特別行政区の消費者も塩の購入に殺到した。サウス・チャイナ・モーニング・ポストによると、多くのスーパーマーケットの塩の棚はあっという間に空になり、補充されているかどうか確認するために何度も戻ってくる人もいたという。
中国塩業協会会長の王暁青氏によれば、中国は年間5000万トンの食塩を生産できるが、これは消費量の約1200万トンを大きく上回る。
湖南省道地区(中国)で塩を買う人々
ヴオン氏は8月25日にテレビで、国内供給は依然として豊富であると主張した。山東省塩業協会は、17万トン以上の塩の在庫があり、地域全体の消費量を6か月以上供給できると述べた。この供給は主に地下の塩鉱山から生産されます。
ブルームバーグは、中国最大の塩生産者である中国塩業総公司が8月24日遅くに発表した声明を引用し、国内で生産される食塩の約90%は塩鉱山から産出され、海塩はわずか10%に過ぎないと述べた。同団体は消費者に賢明な買い物をするよう呼びかけ、品不足は一時的なもので供給は豊富だと主張した。
ジャパンタイムズによると、8月25日、福島原子力発電所を運営する東京電力は、海水中の放射性トリチウムの含有量が基準値を大幅に下回っていると発表した。具体的には、処理済みの汚染水が太平洋に排出された場所の近くの10地点で東京電力が調査した結果、海水中のトリチウム含有量は1リットル当たり10ベクレルで、基準値の700ベクレル/リットルに比べて非常に低いことが分かった。
東京電力広報担当の松尾圭介氏は「調査結果を速やかに公表することで、人々の不安の軽減に貢献したい」と述べた。
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