児童相談所職員と警察官が2023年11月に千葉県で合同訓練を行う。 (出典:共同通信) |
共同通信は、警察庁が2023年に児童虐待の疑いのある事件が前年比6.1%増の12万2806件と過去最高を記録したことを受け、児童福祉センターに警告を発したと関係者の話として伝えた。
昨年、警察は児童虐待の疑いで2,385件の刑事捜査を開始した。これは2022年より9.4%増加し、過去最高の数となった。精神的虐待により児童福祉施設に送られた18歳未満の児童の数も過去最高の9万761人に増加し、このうち5万2611人が家族による家庭内暴力を目撃した。
身体的虐待を受けた子どもの数も2万1,520人に達し、放置または遺棄された子どもは1万205人、性的虐待を受けた子どもは320人に達した。刑事捜査が必要となった事件のうち、身体的虐待を受けた児童は1,903人、性的虐待を受けた児童は372人、精神的虐待を受けた児童は65人、育児放棄や遺棄を受けた児童は45人だった。
また、初めてストーカー被害の相談を受けた件数は6年間で19,843件に増加した。この数字は、2017年の改正ストーカー規制法施行以降、警察が出した初回警告件数を上回る。
これに伴って、拘束命令の発令数も過去最高の1,963件に達した。家庭内暴力に関する相談件数は前年比4.9%増の8万8,619件で、被害者の70.5%が女性、29.5%が男性だった。
家庭内暴力の男性被害者数は2019年の21.7%から前年比で増加しており、当局は男性が訴える障壁が減っていると述べている。
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