アラブ系アメリカ人 政治行動委員会(AAPAC)は声明で、ホワイトハウスを目指す選挙戦において現職のカマラ・ハリス副大統領やドナルド・トランプ氏を支持しないと述べた。その理由は、両候補とも、ガザ地区のイスラム主義組織ハマスやレバノンのヒズボラ勢力との紛争においてイスラエルを支持しているからだ。
AAPAC は、パレスチナ系アメリカ人とレバノン系アメリカ人の人口が多いミシガン州ディアボーンに拠点を置くアラブ系アメリカ人知識人のグループです。 AAPACは、米国や世界各国のアラブ人の利益を守るために頻繁に政治活動を行っており、長年にわたり米国政府に対し、こうした紛争を終わらせるための具体的な解決策を見出すよう求めてきた。
AAPACは2020年にジョー・バイデン氏、2016年にヒラリー・クリントン氏を支持しており、一般的には民主党を支持している。今年は、「どちらの候補者も、アラブ系アメリカ人としての私たちの希望と夢を代表していない。どちらもガザでの大量虐殺とレバノン戦争を支持している」と、同団体は主張した。
米メディアによると、これが実現すれば、11月5日の米大統領選でこの団体が1998年の創設以来初めて候補者を支持しないことになる。
最近の世論調査ではハリス氏とトランプ氏の間で接戦となっていることが示されている。アラブ系およびイスラム系のアメリカ人は、2020年の大統領選でジョー・バイデン氏を圧倒的に支持したコミュニティの一つである。しかし、ガザ紛争における米国によるイスラエルへの支援に関連して、彼らの民主党への支持は低下する傾向にある。
一方、トランプ氏に対するアラブ系アメリカ人の支持は、主に大統領在任中に複数のイスラム教徒が多数を占める国の国民に対する渡航禁止に関する発言や政策が原因で、常に低かった。さらにトランプ氏はガザ紛争でもイスラエルへの支持を表明している。
カーン・フン
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出典: https://www.sggp.org.vn/nguoi-my-goc-arab-khong-ung-ho-hai-ung-vien-tong-thong-my-post763766.html
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