ロシアのミハイル・ミシュスチン首相(写真:AFP)。
タス通信は、ミシューチン首相が12月5日、ロシアが今年何度も生産を増やすことで、ウクライナでの特別軍事作戦に参加する兵士への武器供給問題を解決したと発表したと報じた。
「装甲兵器に関しては数が3倍に増え、航空装備に関しては、ドローンに関しては生産量が2倍に、軍用車両に関してはほぼ3倍に増えた」と、同氏はロシア軍のニーズに応えるための調整評議会の会合で述べた。
同氏は、ロシア軍兵士への戦闘服や軍事装備の供給問題も解決し、兵士用防弾チョッキの生産量が3倍に増加したと断言した。
ロシア首相によれば、政府は防衛関連の注文に対応する生産能力の開発と必須製品の供給に多額の資金を割り当てているという。
「360社以上の企業がこの取り組みに参加し、3万7000種類の装備を使用し、(防衛製造業で)約52万人の追加雇用を獲得した」と彼は述べた。
ミシュスチン氏は、講じられた措置のおかげで、武器や軍事装備の生産は予定より進んでいると述べた。首相は調整評議会に対し、生産を減速させないよう指示した。彼は、ロシア軍人は国のために重要な任務を遂行するために必要なものをすべて持たなければならないと主張した。
ニューヨーク・タイムズ紙は10月、関係筋の話として、西側諸国による1万5000件を超える制裁にもかかわらず、ロシアのミサイルと弾薬の生産が急増していると報じた。
情報筋によると、ロシアの軍事生産はウクライナとの戦闘勃発前の水準を上回ったという。ロシアの生産コストも西側諸国に比べてはるかに低い。
西側諸国の当局者は、ロシアの砲弾生産増加により、将来のウクライナの反撃がさらに困難になるのではないかと懸念しているようだ。ウクライナは、ソ連時代の兵器庫が減少しているため、現在、西側諸国から供給される弾薬に大きく依存している。
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