3月13日、ロシア外務省報道官マリア・ザハロワ氏は、スイスで開催されるウクライナに関する会議に招待されてもロシアは出席しないと発表した。
トルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領(右)とウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領が3月9日にイスタンブールで共同記者会見に臨む。(出典:ゲッティ) |
ザハロワ氏が挙げた理由は、ロシア軍の撤退、1991年の国境の返還、ロシアの責任追及などの要求を含む「ゼレンスキー方式」についてロシアは議論する意図がなかったためだ。
ロシア外務省報道官は、ウクライナに関するいかなる交渉も、ロシアとの交渉を禁止するウォロディミル・ゼレンスキー大統領の大統領令が撤回された後に行われなければならないと強調した。
ザハロワ氏はロシアが和平交渉の用意があることを改めて明言したが、同氏によると、スイスはもはや交渉の場となる中立国ではないという。
これに先立ち、2月23日、米国ニューヨークで開催された国連総会で演説したスイスのカシス外相は、「ウクライナの要請を受け、ウクライナの平和に関する首脳会議を開催する予定です。したがって、この機会に、すべての国に対し、この共通目標に向けて協力するよう呼びかけたいと思います」と述べていました。
3月9日、イスタンブールでトルコのレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領との合同会談で、ゼレンスキー大統領はロシアの参加による和平会議開催の考えを拒否した。
ゼレンスキー氏は「このような首脳会談にロシア代表を派遣する必要性を感じない」と述べた。ウクライナの指導者は、和平案はロシアの参加なしに他国によって準備されるべきだという従来の主張を繰り返した。
ゼレンスキー大統領は、2022年末に示した10項目の「和平方式」に基づいてモスクワがウクライナの要求を受け入れた場合にのみ、キエフは交渉を行うと繰り返し述べている。
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