10月30日、ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は中国・北京の香山フォーラムで演説した。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は10月30日、中国北京で開催された香山フォーラムに出席した。 (出典:AP通信) |
中国最大の年次軍事外交イベントである香山フォーラムで、ショイグ外相は、ロシアはウクライナ危機の紛争後解決に向けて交渉する用意があり、西側諸国との「共存」も模索していると述べた。
さらに、ロシア国防相は、西側諸国がウクライナ紛争をアジア太平洋地域に拡大しようとしていると非難した。
同当局者は、北大西洋条約機構(NATO)が「対話への欲求」を理由にこの地域での軍備増強を隠蔽していると主張し、NATO諸国は軍備競争を推進し、この地域での存在感を高め、軍事演習の頻度と規模を拡大していると述べた。
同氏は、ロシアが包括的核実験禁止条約の批准を取り消したことは、この協定が終了することを意味するものではなく、モスクワは核兵器使用のハードルを下げるつもりもないと断言した。
さらにショイグ大臣は、ロシアとウクライナの緊張の高まりが「核保有国間の直接的な軍事衝突」につながる危険性があると西側諸国に警告した。
「西側諸国がロシアとの紛争を着実に激化させていることは、核保有国同士の直接的な軍事衝突のリスクにつながり、それは壊滅的な結果をもたらすだろう」とロシア国防相は強調した。
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