モスクワと国連の代表は、世界で最も貧しく、最も支援を必要とする国々に穀物と肥料を無償で提供する方法を協議した。
ロシアと国連は、最も支援を必要としている世界の最貧国への穀物供給について協議した。 (出典:AFP) |
12月16日、ロシアのセルゲイ・ヴェルシニン外務次官は、国連貿易開発会議(国連会議)のレベッカ・グリーンスパン事務総長およびマーティン・グリフィス国連事務次長と、世界で最も困窮している国々へのロシアの穀物と肥料の無償提供について協議した。
会合はロシアの関係機関や企業の代表者との協議を経て行われた。
ロシア外務省は12月16日の声明で、双方の当局者は、世界の食糧安全保障の分野における危機を克服し、飢餓のリスクに対処するため、ロシアの大きな市場シェアを考慮しつつ、ロシアの肥料と食糧への円滑なアクセスを確保するという課題について詳細な意見交換を継続したと述べた。
さらに、両者は、西側諸国の一方的な制裁によって妨げられているロシアの農産物の輸出についても詳細に議論し、世界の最貧国に対する穀物や肥料などの国内人道支援にも注意を払った。
一方、トルコは黒海穀物イニシアチブの復活を推進し続けている。同国のヤサル・ギュレル国防相は12月16日、同国は前述の穀物輸出協定の修復と現在のロシア・ウクライナ紛争の早期終結の促進に向けて努力を続けていると述べた。
ロシアは昨年7月、西側諸国がロシアの穀物と肥料の輸出を保証するという約束を果たせなかったとして、黒海穀物イニシアチブから撤退した。 2022年に国連とトルコが仲介したこの協定により、黒海沿岸のウクライナの港から穀物やその他の食料を安全に輸出することが可能になった。
ロシアが合意から離脱した後、ウクライナは港で立ち往生している貨物船を解放するために黒海に「人道回廊」を設置すると発表した。
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