ロシアは米国との核兵器交渉に同意するために、西側諸国がモスクワを弱体化させる政策を放棄することを条件とした。
ロシア外務大臣セルゲイ・ラブロフ。 (出典:TASS) |
ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は1月18日、ウクライナ情勢を考慮せずに米国と核軍備管理について協議することはできないと述べ、米国が軍事的優位性を求めていると非難した。
ラブロフ外相は、ワシントンが二つの問題を分けて、現在世界最大の核戦力を保有する両国間の「戦略的安定」に関する協議を再開することを提案したと述べた。
しかしラブロフ外相は、西側諸国がロシアとの紛争でウクライナを支持しているため、モスクワはこの提案を受け入れなかったと述べた。
ロシアの外交官トップは、西側諸国がモスクワに対していわゆる「ハイブリッド戦争」を遂行している間は軍備管理を議論する根拠はないと述べた。
「将来的にこの考えを排除するわけではないが、西側諸国がロシアの利益を損ない、軽視する政策を放棄することがこの可能性の条件となる」とラブロフ外相は述べた。
ロシア外相はまた、西側諸国がウクライナに対し、ロシア領土の奥深くまで攻撃するために長距離兵器の使用を増やすよう圧力をかけていると非難した。
こうした攻撃はここ数週間増加しており、12月30日にロシア南部の都市ベルゴロドで25人が死亡した攻撃もその1つである。
米国はロシアの声明についてまだコメントしていない。
[広告2]
ソース
コメント (0)