ロシアの安全保障会議のセルゲイ・ショイグ議長はタリバンの指導者らに対し、アフガニスタンが永続的な平和を達成できるよう支援したいとの希望を伝えた。
11月25日、アフガニスタンでタリバン代表団がロシア代表団を迎えた。(出典:AFP) |
11月25日、ロシア安全保障会議のセルゲイ・ショイグ書記は、アレクセイ・オーバーチューク副首相や国防省、内務省の指導者らを含むロシア代表団を率いて、アフガニスタンのカブールでタリバン高官と交渉した。
ショイグ氏は会談で、「我々はロシアとアフガニスタンの間で多くの分野で二国間協力を発展させていくつもりだ。ロシアは、アフガニスタン国内の和平プロセスの促進を含め、両国間の建設的な 政治対話を確立する用意がある」と強調した。
さらに、ロシア安全保障会議の書記は、米国が長年にわたり中央アジアの国であるアフガニスタンに軍事介入してきたことから、アフガニスタン国民の所有する資産や資金の返還を含め、アフガニスタンの復興に重要な役割を果たすべきだと断言した。
「米国はアフガニスタン復興への投資において中心となる国になるべきだ」と元ロシア国防相は強調した。
一方、オーバーチュク副首相はタリバン当局に モスクワがアフガニスタン横断鉄道プロジェクトに参加したいという意向について。
ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は、2022年にウクライナで特別軍事作戦を開始した後、米国と欧州の同盟国がロシア経済によって封鎖されているとモスクワが考えたため、アジアと非西側諸国に目を向けた。
一方、アフガニスタンの経済問題担当副首相アブドゥル・ガニ・バラダル氏は、西側諸国の制裁の負担を軽減するためにモスクワの支援を受けたいとの希望を表明した。
バラダル氏は、米国によるタリバン指導者の資産凍結と渡航禁止措置に言及し、「我々はアフガニスタンへの物品輸出の拡大と外国投資の誘致のための条件の確保に努めてきた」と断言した。
ロシア外務省は2024年10月に、タリバンをテロ組織のリストから削除することを決定した。
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出典: https://baoquocte.vn/nga-keu-goi-my-dam-duong-trong-trach-tai-thiet-afghanistan-295158.html
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