ロシアが主要な軍事産業施設の破壊を発表、イズマイール港が引き続き攻撃対象となっているなど、ウクライナ情勢に関する注目すべきニュースがいくつかある。
空爆後のウクライナ、イズマイール市。 (出典:ロイター) |
*ロシア、ウクライナの主要軍需産業施設を破壊: 8月15日、ロシア国防省は「(8月14日夜)、ロシア軍(VS RF)は、キエフ政府の主要軍需産業企業に対し、空と海から高精度長距離兵器による集中攻撃を実施した。目標は達成された」と発表した。
同省によれば、「ウクライナの軍産複合体は大きな損害を受けた」という。
ロシア国防省報道官のイーゴリ・コナシェコフ中将はこれに先立つ発表で、同国のミサイルがウクライナ海軍の装備品や無人航空機(UAV)を製造・保管している工場も攻撃したと述べた。
さらにロシア国防省は、自国軍がフランスからウクライナに供給されたSCALP巡航ミサイルを初めて迎撃したことを確認した。
*ロシア、ウクライナ集団の国境越えを阻止: 8月15日、ロシアのブリャンスク州知事アレクサンドル・ボゴマズ氏は、「ロシア軍とブリャンスク連邦保安局は、スタロドゥブスキー地区のクルコヴィチ村付近で、ウクライナの破壊工作集団によるロシア領土への侵入を阻止した」と述べた。
ボゴマズ氏によれば、この事件で死傷者は出なかったが、工業ビルと車が損傷したという。
* ロシアの無人航空機がイズマイール港を攻撃すると脅迫: 8月15日、ウクライナ空軍は、ロシアの無人航空機(UAV)の大群がドナウ川の河口に入り、ルーマニアとの国境に近いイズマイール川の港に向かっていると報告した。
複数のソーシャルメディアグループは、ドナウ川の2つの港、イズマイールとレニの近くの地域で防空システムの発砲音が聞こえたと報告した。
一方、南オデッサ州のオレグ・キペル知事は、現地時間午前1時半ごろ、イズマイル地区の住民に避難するよう求めたが、1時間後に空爆警報を解除した。
ロシアが黒海を越えてウクライナの穀物を安全に輸送する協定から離脱する前は、ウクライナのドナウ川沿いの港は同国の穀物輸出の約4分の1を占めていた。
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