2022年6月、ウクライナ軍兵士がドンバスの前線でフランス製の155mmシーザー自走砲をロシアに向けて発砲した(写真:AFP)。
「弾薬不足と砲弾の渇望は極めて現実的かつ緊急の問題だ」とウメロフ氏は1月18日に開催された「砲兵同盟」発表イベントでのオンライン演説で述べた。
米国とフランスが率いる23カ国による砲兵連合は、短期間でウクライナの砲兵力を強化することに取り組んでいる。
ウメロフ氏がこのことを明らかにしたのは、フランス上院外交部長セドリック・ペラン氏が、ウクライナは1日5,000発から8,000発の砲弾を発射しているのに対し、ロシアは1日15,000発の砲弾を発射していると指摘した翌日だった。
フランス上院の最近の報告書は、年間2万発の砲弾を生産しているフランスや他のEU諸国ではキエフの弾薬需要を満たすことができないと強調した。
フランスのセバスティアン・ルコルニュ国防相は1月18日、ウクライナへの砲弾の供給が増加していると述べた。フランスは今月から155mm砲弾を月3000発提供する予定で、開戦当初は月1000発、2023年4月からは月2000発に増量される。
他の兵器の生産も加速している。
フランスのメーカー「ネクスター」はかつてはシーザー砲の完成に30カ月かかっていたが、今ではその半分の時間で済むとルコルニュ氏はル・パリジャン紙に語った。
シーザーは西側諸国からウクライナに供給された砲兵システムの一つです。これらは、特に高精度の砲弾と組み合わせると、旧ソ連時代のシステムよりも優れていると言われている。
タレス社では、GM200 レーダー クラスターの製造に、これまで 18 か月かかっていたものが、今では 6 か月しかかかりません。ルコルニュ氏は、MBDAのミストラル短距離防空ミサイルの生産時間も大幅に短縮されたと述べた。
ルコルニュ大臣はまた、パリは現在から2025年初頭までにキエフ向けに155mmシーザー砲78門を生産できると述べた。
フランス国防相によれば、ウクライナは6丁の銃の代金を支払っており、品物は「今後数週間以内」に配達される予定だという。フランスはシーザー砲12門の製造資金を調達する一方、他の同盟国に対し、残りの60門については2億5000万ユーロの提供を要請している。
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