ニュージーランドは11月21日、ヒズボラ運動全体をテロ組織に指定した。これは、同運動の軍事部門のみをリストに載せていた2010年の決定から変更されたものである。
レバノンのヒズボラ運動の戦闘員たち。 (出典:AP通信) |
「11月20日、ヒズボラは2002年テロ法第22条に基づきニュージーランドでテロ組織に指定された」とニュージーランド・ガゼット紙は政府の声明を引用して報じた。
同紙によると、この決定はニュージーランド政府が警察の要請を受けて行ったもので、数十年にわたるテロ活動、最近ではブラジルのユダヤ人コミュニティへの攻撃を計画していたとされるヒズボラとつながりのある男性2人が逮捕されたことを理由に挙げている。
この決定について、ニュージーランドのクリストファー・ラクソン首相は「国内法の下でいかなる組織もテロ組織とみなすには、その組織がテロ行為を犯したと判断する証拠が必要であり、多くの検査を経なければならない」と述べた。
同氏によれば、ヒズボラに加えてイエメンのフーシ派もテロ組織に指定されているという。
ニュージーランドの決定は、いかなる組織や個人であっても、ヒズボラやフーシ派と財産や金融の取引を行ったり、両組織を支援したりすることが刑事犯罪となることを意味する。この決定により、ニュージーランドにあるこれらの組織の資産はすべて凍結される。
ニュージーランドは、ヒズボラ組織全体をテロ組織に指定した30番目の国である。これまで同国はこのリストにヒズボラの軍事部門のみを掲載していた。ニュージーランドも2月下旬、ガザ地区のハマス運動の政治部門をテロ組織に指定した。
この動きに対し、イスラエルのギデオン・サアル外相はソーシャルネットワークXで歓迎の意を表した。ヒズボラとフーシ派はニュージーランドの決定にまだ反応していない。
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出典: https://baoquocte.vn/new-zealand-chinh-thuc-coi-hezbollah-va-houthi-la-cac-to-chuc-khung-bo-294528.html
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