韓国外務省は9月23日、同国、米国、日本の外交トップらがロシアと北朝鮮の潜在的な武器取引に対抗する措置を取ることで合意したと発表した。
韓国の朴鎮外相(右端)とアントニー・ブリンケン外相(米国)、上川陽子外相(日本)が9月22日、米国ニューヨークで会談した。 (出典:韓国外務省/聯合ニュース) |
同省によると、韓国の朴鎮外相は9月22日、ニューヨークで米国のアントニー・ブリンケン外相、上川陽子外相(日本)と会談し、ロシアと北朝鮮の武器取引について協議した。
外相らはロシアと北朝鮮の軍事協力について深い懸念を表明し、平壌とモスクワの間で起こり得る武器取引はロシア自身も賛成している国連安全保障理事会の決議に違反することになるだろうと警告した。
両国は、安全保障理事会の決議に違反する地域の安全保障への脅威に対しては国際社会と協力し、厳格に対処することを誓約した。
今月初め、両国間の潜在的な武器取引に対する懸念が高まる中、北朝鮮の金正恩委員長はロシアのプーチン大統領と首脳会談を行った。
メディアの報道によると、金正恩氏はロシアに対し、スパイ衛星やその他の兵器を製造するための軍事技術で協力することを望んでおり、一方プーチン大統領はウクライナで使用するために北朝鮮からより多くの弾薬を調達することを望んでいるという。
これに先立ち、当局者や国際メディアからの疑念が広がる中、クレムリンは9月15日、モスクワは平壌といかなる協定にも署名する予定はないと述べていた。
ロイター通信によると、クレムリンは、北朝鮮の金正恩委員長の最近のロシア訪問中に、ロシアと北朝鮮は軍事やその他の分野でいかなる合意にも署名しなかったことを強調した。
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