米国は対IS任務を終了したにもかかわらずイラクから全軍を撤退させない

ABCニュースは、この合意はイラクから米軍を撤退させることを意味するものではなく、両国間の新たな軍事関係への移行を意味するものであると強調する米国当局者の発言を引用した。この決定は中東での緊張が高まる中で行われた。

2020年3月29日、イラクのキルクーク州にいる米兵たち。

米当局は9月27日の発表で、合意は2段階の移行で行われると述べた。 2025年9月まで続く第一段階では、連合軍の対IS任務は終了し、米軍はいくつかの基地から撤退する。この合意に基づいて何人の兵士が撤退するかは不明だ。

第2段階では、米国はシリアにおける対IS作戦を支援するため、2026年までイラクで何らかの作戦を継続する。アルアラビーヤ​​は、米国当局者の発言を引用し、このプロセスは現地の状況とイラクの将来の指導者たちの間での協議次第だと述べた。

「したがって、イラクにおける国際連合軍の任務は2025年9月に終了するが、シリアにおける連合軍の軍事任務は継続されることを明確に説明する必要がある」と当局者は付け加えた。

そうなれば、米イラク防衛関係は同盟関係から拡大した二国間安全保障関係へと移行することになる。したがって、米国はイラク軍を支援し続け、ISに対する圧力を維持していく。

米当局者は、イラクにおけるワシントンの軍事プレゼンスの役割と規模に関する議論が両国間の今後の協議の主題となるだろうと強調した。

「米国はイラクから軍を完全に撤退させるつもりはない」と国防総省のサブリナ・シン副報道官は9月27日、記者団に語った。米国は現在、イラクとシリアで猛威を振るうISを撃退するため2014年に結成された87か国からなる連合軍を率いて、イラクに約2500人の兵士を派遣している。

出典: https://thanhnien.vn/my-se-khong-rut-het-quan-khoi-iraq-du-cham-dut-nhiem-vu-chong-is-185240928165801035.htm