ジョー・バイデン米大統領は、米航空宇宙局(NASA)が主導する月探査計画「アルテミス」の一環として、日本人初の宇宙飛行士を月に送る計画を改めて表明した。
CNAによると、バイデン氏は米国訪問中の岸田文雄首相を出迎えた際に上記の情報を発表した。
ジョー・バイデン米大統領が岸田文雄首相を出迎える。写真提供:共同通信社
日本の科学技術省とNASAの間で締結された協定に基づき、米国は将来のアルテミス計画において日本に2つの月面探査枠を割り当てることになる。 NASAは、早ければ2028年にも日本人宇宙飛行士を乗せた宇宙飛行が実現すると見込んでいる。岸田外相はこれを「素晴らしい成果」と評価し、日本がNASAのアルテミス計画に探査車を提供すると発表した。
NASAのビル・ネルソン長官は、「これは両国の宇宙協力における新たな章です。アメリカはもはや単独で月面を歩くことはありません。日本に同行できることを大変誇りに思います」と述べました。
アルテミス計画は、2026年9月までに米国の宇宙飛行士を50年以上ぶりに再び月へ帰還させることを目指している。歴史的に、月面に降り立った12人の宇宙飛行士は全員白人のアメリカ人男性だった。しかし、上記の飛行では、乗組員には女性と白人以外の宇宙飛行士が含まれることになる。
2024年1月、日本は月面への宇宙船の着陸に成功した5番目の国となった。
また、共同通信によると、上記の会談では、宇宙協力計画に加え、岸田文雄首相とジョー・バイデン米大統領が安全保障同盟を強化することで合意した。日本の首相の米国訪問は9年ぶりとなる。両首脳はまた、両軍の関係促進や半導体など重要製品のサプライチェーン強化に向けて協力していくことを確認した。
カーン・ミン
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