(CLO)ドナルド・トランプ米大統領は水曜日、米国の主要貿易相手国が大統領が課した貿易障壁に対し報復すると誓ったことを受け、欧州連合(EU)からの製品にさらなる関税を課すと警告した。
米国産の鉄鋼とアルミニウムの輸入品すべてに25%の関税が課せられてわずか数時間後、トランプ大統領は、EUが来月一部の米国製品に報復関税を課す計画を実行に移すならば、さらなる制裁を課すと発言した。 「彼らが我々に課税するなら、我々も彼らに課税する」とトランプ氏はホワイトハウスで記者団に語った。
アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ。写真:ホワイトハウス
米国への鉄鋼とアルミニウムの最大の供給国であるカナダは、これらの金属に加え、コンピューター、スポーツ用品、その他総額200億ドル相当の製品に25%の報復関税を課すと発表した。カナダはトランプ大統領のより広範な関税措置に対抗し、これまでにも同額の米国製品に関税を課していた。
カナダのドミニク・ルブラン財務大臣は「我が国の象徴的な鉄鋼・アルミニウム産業が不当に標的にされているのを黙って見ているつもりはない」と述べた。カナダ銀行も経済混乱に備えて金利を引き下げた。
ドイツのキール研究所によると、対象製品の「ごく一部」のみが米国に輸出されているため、欧州連合(EU)加盟27カ国への影響は小さい。一方、EUの報復措置はデンタルフロス、ダイヤモンド、バスローブ、バーボンなど最大280億ドル相当の米国製品を対象とする。
欧州委員会のウルズラ・フォン・デア・ライエン委員長は、欧州連合は米国当局者との協議を再開すると述べた。 「このような課税は我が国の経済全体の利益にはならない」と彼女は述べた。
中国外務省は、北京は自国の利益を守ると述べ、一方、日本の林芳正内閣官房長官は、この動きは日米経済関係に大きな影響を与える可能性があると述べた。
英国やオーストラリアなど米国の緊密な同盟国は、広範囲にわたる関税を批判したが、即時の報復措置は否定した。米国にとって第2位の鉄鋼供給国であるブラジルは、直ちに報復措置を取るつもりはないと述べた。
カオ・フォン(フォーブス、ポリトコ、インベスティングによる)
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出典: https://www.congluan.vn/my-de-doa-ap-them-thue-neu-eu-va-canada-tra-dua-thuong-mai-post338301.html
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