マレーシア当局は、同国国民のリー・ビン・ハンさん(20歳)が今年4月にウクライナ軍の傭兵として登録されたことを確認した。
2022年にウクライナで戦う英国人志願兵。(出典:ロイター) |
ロシア軍が10月にウクライナ東部の町レバドネを占領したと発表した後、11月9日、マレーシア国民の身分証明書と運転免許証の写真がソーシャルメディア上で広まった。
マレーシア警察によると、ペルリス州に登録されているリー氏は、ドローン攻撃で負傷した後、身分証明書と運転免許証を落としたようだという。
「リー容疑者はウクライナ・ロシア戦争に参加する前に3月に英国に渡航し、帰国する予定はなかった」とマレーシア警察署長ラザルディン・フセイン氏は述べた。
リーさんは今年初めに大学を中退し、月給2,700ドルでウクライナ軍の傭兵として入隊した。警察はまた、リー氏がウクライナ軍と戦っている唯一のマレーシア国民であると確認した。
マレーシアは現在、ウクライナ・ロシア戦争ではどちらの側にも立たず、ロシアとの緊密な関係を維持している。マレーシアのアンワル・イブラヒム首相は最近、いかなる暴力行為や領土保全および主権の侵害にも強く反対すると表明し、すべての当事者に対し、対話と外交を通じてウクライナ・ロシア戦争の平和的解決に向けて取り組むよう呼びかけた。
2022年初頭にロシアとの紛争が勃発した後、ゼレンスキー大統領の政権は戦闘に参加する外国人ボランティアを募集するために国際部隊を設立した。何千人もの人々がウクライナ軍とともに戦うためにウクライナへ渡ったと推定される。
ロシアは彼らを「外国人傭兵」と呼び、ウクライナ政府が実戦経験のない者も含め63カ国から戦闘員を募集していると非難している。国際在郷軍人会の会員のほとんどはヨーロッパとアメリカ出身で、ロシアとベラルーシの国民を含むアジア、アフリカ、オーストラリア出身の会員も少数いる。
ロシアのセルゲイ・ショイグ国防相は先月末、同国がウクライナの「外国人傭兵」の大半、具体的にはポーランド人1,427人、米国人466人、英国人344人を含む5,800人の戦闘員を無力化したと発表した。
[広告2]
出典: https://baoquocte.vn/mot-nuoc-asean-xac-nhan-co-cong-dan-tham-chien-tai-ukraine-293170.html
コメント (0)