ニューヨーク・ポスト紙によると、ニューヨーク発南米ガイアナのジョージタウン行きアメリカン航空2557便は7月18日、ジョエル・ガンシャムという乗客の搭乗のため出発空港のJFK空港に戻った。
飛行機は2時間の飛行の後出発地点に戻った。
ガンシャムさんによると、事の始まりは、脊椎手術を受けたばかりだったため、男性の客室乗務員に荷物を頭上の収納棚に入れるのを手伝ってほしいと頼んだことだったという。
「客室乗務員は『いいえ、そんなことはしません』と答えました」 「そんなことをしてお金をもらっているわけではないし、もし気に入らなければ、他の航空会社に乗ればいい」と、同便のビジネスクラスに座っていたガンシャムさんは語った。その後、別の乗務員が彼の荷物を客室内に積み込むのを手伝った。
その後の飲み物のサービス中に、ガンシャム氏を助けることを拒否した客室乗務員が、何か飲み物はいかがですかと尋ねたところ、ガンシャム氏は「結構です、ウェイター」と答えた。
すぐに客室乗務員は、自分はウェイターではないので、パイロットに飛行機を回転させる様に頼めると言った。
その直後、パイロットは飛行機がJFK空港に戻るとアナウンスし、ガンシャムさんは飛行機から降ろされ、当局の尋問を受けた後、離陸を許可された。
アメリカン航空の代表者はニューヨークポスト紙に宛てた電子メールの中で、ガンシャム氏を「迷惑な乗客」と呼び、飛行機を出発地へ引き返すよう強制したと述べた。
しかし、ガンシャム氏は「フライト中に混乱は一切ありませんでした。立ち上がることもなく、口論や衝突もなく、誰も互いに触れ合うこともありませんでした。マスクを着用していましたし、大きな声を出すこともありませんでした」と述べた。
飛行の2日後、航空会社はガンシャム氏に謝罪し、補償として1万マイルを無償で提供し、他の乗客にも補償が行われた。しかし、ガンシャムは受け入れなかった。
同航空会社は「2023年7月18日のAA2557便の遅延についてお知らせいたします。多くのお客様の大切なご予定に大きな影響が出ていることを認識しており、深くお詫び申し上げます」と記した。
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