この呼びかけは、スーダンの現在の紛争状況を議論した会合後の11月25日の声明で、アフリカ連合(AU)平和安全保障理事会によってなされた。
赤十字国際委員会からの人道援助物資が4月30日にスーダン東部のポートスーダンに到着した。 (出典:AFP) |
AFPによると、アフリカ連合(AU)はスーダンで進行中の紛争を強く非難し、同国での即時かつ無条件の停戦を求めた。
声明は、RSF準軍事組織とスーダン軍の間で進行中の不当かつ破壊的な紛争をAUが強く非難することを明言した。この紛争はスーダンと近隣諸国の安全と人道状況に深刻な影響を及ぼしている。
AUは、紛争に対する実行可能かつ持続可能な軍事的解決策はあり得ないと指摘し、正式で真に代表的かつ包括的なスーダンの対話のみが現状の友好的かつ持続可能な解決につながると強調した。
声明は、紛争当事者に対し「即時かつ無条件に停戦し、女性や子どもを中心とする無実の民間人の計り知れない死傷と苦しみをもたらし、国内のすでに悲惨な人道状況をさらに悪化させている不必要な紛争を終わらせる」よう改めて要求した。
AUの声明は、紛争が国内に広がる中、ダルフール、コルドファン、ハルツーム、そしてアビエイ行政地域の人道状況について特に懸念を表明した。 AU平和安全保障理事会はまた、すべての当事者に対し、国際法の関連規定に従い、また国連の人道支援に関する指導原則に沿って、スーダン全土で迅速かつ安全で妨害のない人道支援のアクセスを確保するよう求めている。
4月中旬にスーダン軍とRSFの間で戦闘が勃発し、約3,000人が死亡、250万人以上が家を追われた一方、戦闘地域の医療施設の約3分の2が閉鎖され、大きな人道危機を引き起こしている。
紛争の両陣営、スーダン軍(SAF)と緊急支援部隊(RSF)は、紛争の責任を互いに非難した。
両陣営は国内各地で数回にわたり一時停戦に達したが、戦闘は続いている。
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