国連女性機関によれば、アフガニスタン現政権による女性の経済的・社会的参加の制限は、約200万人の女性に深刻な影響を及ぼす可能性がある。 (出典:ユニセフ) |
国連女性機関のシマ・バハウス事務局長は、アフガニスタンの女性と女児の権利に対してタリバン政権が課している深刻な制限を強調し、この南西アジアの国でタリバンが政権に復帰してから2年目の記念日(2021年8月15日~2023年8月15日)にこの呼びかけを行った。
シマ・バハウス氏によれば、過去2年間にわたり、タリバンは女性と女児の権利に対して包括的かつ組織的かつ前例のない弾圧を加えてきたという。タリバンは50以上の法令、指令、制限を発布し、女性の生活のあらゆる側面に影響を及ぼし、女性の自由を奪った。
国連当局者はタリバンに対し、上記の政策が国の現実と将来に及ぼす影響を再考し検討するよう求めた。
シマ・バハウス氏は、アフガニスタンの女性と女児に対する国連女性機関の揺るぎない取り組みを改めて強調し、「アフガニスタンの女性に発言権を与えること、この脆弱なグループのニーズに応えること、不可欠なサービスに資金を提供すること、彼女たちのビジネスを支援することなど、あらゆる可能な方法でアフガニスタンの女性を支援するために、すべての関係者に協力を求めた」。
同日、国連関係者とパートナーは、経済困難によりアフガニスタンの生活状況が深刻な影響を受ける中、人道支援を継続し、アフガニスタンへの長期的な解決策に投資する必要性について合意した。
国連は、アフガニスタンが世界最悪の人道危機に引き続き直面しており、2022年の2,440万人から2023年には推定2,830万人(人口の約70%)が人道支援に頼ることになるだろうと警告した。 |
世界保健機構(WHO)は、アフガニスタンの健康上の緊急事態を特に懸念している。 WHOの報道官マーガレット・ハリス氏によれば、この国には基本的な医療サービスがほとんどあるいは全く受けられない人々が950万人おり、人口の20%が精神衛生上の問題に苦しんでいる。薬物中毒および関連障害を持つ400万人87万5000人の子どもが急性栄養失調に苦しんでいます。
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