紛争と対立が続く中、スーダンの軍司令官アブデル・ファッターハ・アル・ブルハン将軍は、準軍事組織緊急支援部隊(RSF)の司令官モハメド・ハムダネ・ダガロ将軍と会談できていない。
準軍事組織緊急支援部隊(RSF)の司令官、モハメド・ハムダネ・ダガロ将軍(左)とスーダン軍の最高司令官、アブデル・ファッターハ・アル・ブルハン将軍。 (出典:CNN) |
6月13日、スーダン当局者は、東アフリカ開発に関する政府間機構(IGAD)の声明に応えて、アブデル・ファッターハ・アル・ブルハン将軍はまだ準軍事組織緊急支援部隊(RSF)の司令官、モハメド・ハムダネ・ダガロ将軍と連絡が取れていないと述べた。情報筋によると、双方は依然として互いを犯罪者とみなしており、常に相手側が多くの停戦協定に違反していると非難している。
これに先立ち、6月12日にジブチで開催された首脳会議で、IGADはスーダン危機の解決に当たる国の数を拡大し、ケニアがエチオピア、ソマリア、南スーダンとの4カ国会議を主催してスーダンの現在の紛争の解決策を探ると発表した。ケニアのウィリアム・ルート大統領が発表した会議の声明草案によると、4カ国の首脳は地域の首都の1つでアル・ブルハン将軍とダガロ将軍の「直接会談」の手配を試みる予定だという。
また、サウジアラビア外務省は6月13日、同国がカタール、エジプト、ドイツ、欧州連合(EU)などのパートナーや国連機関とともに、6月19日にスーダン支援会議を開催すると発表した。 5月下旬の時点で、スーダンの危機に対処するために国連が要請した260万ドルの援助はわずか13%しか達成されていない。
サウジアラビアと米国は、スーダン軍とRSFの間の8週間にわたる紛争の仲介を行っている。リヤド自身も、紛争が始まって以来、この北東アフリカの国から何千人もの外国人を避難させるキャンペーンの先頭に立ってきた。
国連によれば、北東アフリカの国で最近起きた戦闘により、人口約2500万人の半数以上が援助と保護を必要としている。さらに、国連は、近隣諸国に避難した47万6000人を含む、約200万人が避難したと記録した。一方、非営利団体「武力紛争場所・出来事データプロジェクト」(ACLED)の統計によると、スーダンでの戦闘勃発以来、約1,800人が死亡した。
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