「微妙な違いはあるものの、欧州連合(EU)全体で同じ問題を抱えている」とスペイン最大の農業組合の一つ、ASAJAの副会長ドナシアノ・ドゥホ氏は国営放送局TVEに語った。
2024年2月6日、スペインのジローナでトラクターを運転して抗議する農民たち。写真:ロイター
運輸当局は、アサジャや他の労働組合が木曜日から抗議を呼び掛けていたが、多くの農民が火曜日にトラクターで道路に出て、スペイン南部のセビリアやグラナダからフランス国境に近いジローナまで、国中の交通を遮断したと述べた。
ジローナでは、抗議活動に先立ち、「農民がいなければ食料なし」と書かれた横断幕を掲げたトラクターが集まっているのが見られた。
フランス、ベルギー、イタリア、ポルトガルの農家と同様に、スペインの農家も、欧州の官僚主義による負担の増大、農産物価格の低下、コストの上昇に不満を抱いている。
彼らは、環境保護のためにEUの農家に課せられた厳しい規制により、ラテンアメリカやEU以外のヨーロッパ諸国など他の地域の農家に比べて競争力が低下していると主張している。
最近、フランスとベルギーでは農民による封鎖が警察との暴力的な衝突にまでエスカレートすることもあった。
ホアン・アン(ロイター、CNAによる)
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