ウクライナ当局は10月24日、ロシアとの紛争勃発以降、西側諸国がキエフ支援のためにウクライナに送った兵器の保守・修理を行うため、ドイツの兵器メーカー、ラインメタルAGと防衛合弁会社を設立したと発表した。
ラインメタル社はウクライナで操業する合弁会社の株式の51%を所有していると発表した。 (出典:ロイター) |
ウクライナのデニス・シュミハリ首相は10月24日、ベルリンで開かれたドイツ・ウクライナビジネスフォーラムで、両国間の合弁事業は元々ラインメタル社が生産していた重要な機器の国産化に役立つだろうと述べた。同氏によれば、この協定は両国間の協力を「新たな質的レベル」に引き上げ、双方が共同で「自由世界の兵器庫」を構築することを可能にするだろう。
ウクライナのオレクサンドル・カムイシン戦略産業大臣は、20か月に及ぶロシアとの戦争が終結の兆しを見せず、ウクライナの増大する需要を満たすため、西側諸国の兵器の国内生産を開始することに尽力していると述べた。
オレクサンダー氏はまた、ベルリンでドイツの主要防衛機器メーカー25社の代表者と会談したと述べた。ラインメタルAGは声明の中で、ウクライナで操業する合弁会社の株式51%を所有していると述べた。最初のプロジェクトでは、ドイツの戦車、重装甲車両、自走砲、その他の装備品を修理します。
ウクライナは西側諸国からの財政的・軍事的支援に大きく依存しており、ロシアが2022年2月に特別作戦を開始して以来、西側諸国はキエフに数百億ドル相当の兵器を提供してきた。その中でもドイツはウクライナの主要同盟国である。
ウクライナ当局は、西側諸国の兵器製造業者との協力により、ロシアが同国で特殊作戦を開始する前の数年間、非効率性と透明性の欠如に悩まされていた国内の兵器産業が復興することを期待している。
[広告2]
ソース
コメント (0)