一方、アルゼンチンの2023年のインフレ率は211.4%に急上昇し、過去32年間で最高となった。同国は、輸出の急激な減少により、昨年の貿易赤字が69億2600万ドルに達したというさらなる悪いニュースを受け取ったばかりである。
インフレが「誇張」しているだけでなく、アルゼンチン経済はさらなる悪いニュースを受け続けている。 (出典:AP通信) |
アルゼンチン国立統計調査局(INDEC)が1月18日に発表したデータによると、アルゼンチン経済の年間インフレ率は2023年に211.4%に急上昇し、過去32年間で最高水準となった。
このデータは、南米の国で猛威を振るうインフレを最終的に抑制することを期待して右派のハビエル・ミレイ大統領が実施した、自国通貨の50%切り下げを含む一連の衝撃的な措置の劇的な影響を反映している。
そうなると、2022年の年間インフレ率は約95%となる。12月の月間インフレ率は25.5%で、11月の12.8%から上昇したが、政府が予測していた30%をわずかに下回った。
一方、南米第3位の経済大国の輸入総額は737億1400万ドルで9.6%減少し、輸出総額は667億8800万ドルで24.5%減少した。
1世紀で最悪の干ばつの影響で、アルゼンチンの大豆、トウモロコシ、小麦など主要農産物の輸出が最大40%減少した。
アルゼンチンは大豆輸出量で世界第3位だが、大豆から作られる大豆ミール、食用油、ディーゼル燃料では世界最大の輸出国である。大豆と大豆製品はアルゼンチンにとって最も重要な外貨獲得源であり、2020年の総輸出量の約30%を占めています。2022年には、この製品群がアルゼンチンに148億米ドル以上の収益をもたらすでしょう。
アルゼンチンはトウモロコシ輸出量でも世界第3位であり、ベトナムにとって第3位のトウモロコシ輸入市場でもある。アルゼンチンも世界的に重要な小麦生産国だが、昨年政府は食糧安全保障を確保するため小麦輸出を制限した。
アルゼンチンの主な貿易相手国には、ブラジル、米国、中国、チリ、ペルーなどがある。
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