8月14日、中国の王毅外相はミャンマーを訪問し、同国の軍事政権のトップであるミン・アウン・フライン氏と会談した。
中国の王毅外相(左)は8月14日、ミャンマーのネピドーでミン・アウン・フライン軍事政権指導者と会談した。 (出典:AP通信) |
AFP通信は、軍事政権会議の議事録によると、両者は「国境地域の安定」について議論したほか、「自由で公正な複数政党制の総選挙について率直に意見を交換した」と報じた。
会談で王毅外相はミャンマーの平和と統一を支持すると表明し、「他国の内政不干渉」という中国の原則を強調したとサウスチャイナ・モーニング・ポスト紙が報じた。
同氏はまた、北京は「ミャンマーの独立、主権、領土保全の保護を強く支持する」とも明言した。
ベテラン外交官は、中国は以前の和平計画の最新版である新たな「5項目のロードマップ」を支持すると述べた。しかし、この計画の具体的な詳細は発表されていない。
さらに、王毅氏によれば、北京は東南アジア諸国に対し、中国国民とプロジェクトの安全を守り、国境の安定を維持し、国境を越えた犯罪の取り締まりを強化するよう求めた。
中国のトップ外交官は、ベンガル湾のミャンマーのチャウピュー港から中国南西部の雲南省までの石油・ガスパイプラインの運営を含む、同国の一帯一路プロジェクトへのさらなる協力を約束した。
一方、ミン・アウン・フライン将軍は、ミャンマー北部の平和促進における中国の「建設的な役割」に感謝し、国際犯罪と闘い、ミャンマーにおける中国の利益を守るために協力を続けることを約束した。
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