ニューサウスウェールズ州とクイーンズランド州の警察によると、襲撃者はジョエル・カウチ(40歳)と名付けられている。カウチさんの家族は殺人事件の報道を見て彼を認識し、土曜日に警察に通報した。
「家族はテレビで事件の映像を見て、息子かもしれないと思い、当局に連絡した」とクイーンズランド州警察のロジャー・ロウ副本部長は述べた。
2024年4月14日、オーストラリアのシドニー、ボンダイジャンクションで土曜日に起きた刺傷事件の現場で哀悼の意を表す人々。写真:ロイター
遺族は被告の行為に心を痛めており、犠牲者に対して哀悼の意を表した。
「ジョエルの行為は本当に恐ろしく、私たちはまだ何が起こったのかを理解しようとしているところです」と家族は声明で述べた。 「彼は10代の頃から精神的な健康問題に悩まされてきました。」
ジョエル・カウチは6人を刺殺し、少なくとも12人に負傷を負わせた後、エイミー・スコット警部に射殺された。 「恐ろしい光景だった」とニューサウスウェールズ州警察のアンソニー・クック副本部長は記者団に語った。
「現時点では、これが特定の動機、イデオロギー、またはその他の理由によるものであることを示唆する証拠や情報は収集されていません。」
カウチ氏は最近、隣接するクイーンズランド州からニューサウスウェールズ州の州都シドニーに移住した。警察によると、容疑者が借りていた小さな倉庫を捜索したが、襲撃が差し迫っていることを示す重要な証拠は見つからなかったという。
クイーンズランド州警察によると、カウチ容疑者は17歳の時に精神疾患と診断され、過去4~5年間警察と定期的に連絡を取っていたという。
カウチさんは放浪生活を送っており、最近は車の中で寝泊まりし、母親とはテキストメッセージで連絡を取ることもほとんどない。
人口約2600万人、銃やナイフに関する法律が世界で最も厳しい国の一つであるオーストラリアでは、土曜日の刺傷事件のような襲撃はまれだ。
マイ・アン(ロイター通信による)
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