イラン政府は、サウジアラビアの首都リヤドと港湾都市ジッダに大使館と総領事館を正式に開設するために必要な措置を講じた。
イランのホセイン・アミール・アブドッラーヒアン外相(右)とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード外相。 (出典:AP通信)
イランとサウジアラビアの二国間関係改善への決意は、両国が早期に関係正常化に向けて講じた措置と手順を通じて明確に示されている。
イラン外務省は5月13日の声明で、ホセイン・アミール・アブドッラーヒアン外相とサウジアラビアのファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード王子が5月12日夜に電話会談を行い、昨年3月に中国が仲介した合意の履行に関する最新の進捗状況について協議したと発表した。
イラン外相は両国の関係正常化の進展を評価し、テヘランはサウジアラビアの首都リヤドと港湾都市ジッダに大使館と領事館を正式に開設するために必要な措置を講じたと付け加えた。
一方、ファイサル・ビン・ファルハン・アル・サウード王子は、リヤドは二国間関係の将来について楽観的であり、この関係を発展させ強化する努力に対して前向きな姿勢を持っていると述べた。
彼は、両国への大使の任命が二国間協力の拡大を促進することに役立つだろうと期待を表明した。
3月、北京でサウジアラビアとイランの当局者は、外交関係を回復し、2か月以内に大使館と代表事務所を再開することで画期的な合意に達した。
4月初旬、両国は外交関係の即時再開を公式に発表した。
今週初め、イラン外務大臣はリヤドがイランに新たな大使を任命したと述べ、テヘランもこれに応えて近々サウジアラビアに独自の大使を任命するだろうと指摘した。
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