「多くの人々が飢え、疲れ果てており、緊急の支援を必要としています。国際的な支援が緊急に必要です」と、国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)のフィリッポ・グランディ事務局長は金曜日遅くに述べた。
ナゴルノ・カラバフの人々は家を出てトラックに乗り込み、アルメニアへ逃げている。写真:ロイター
イタリア政府によると、アルメニアは難民への対応を支援するため、欧州連合に仮設住宅と医療物資の提供を要請した。メディアの報道によると、何千人もの人々が荷物とともに車やトラック、トラクターに詰め込まれ、アルメニアへと続く山岳高速道路で立ち往生しているという。
地元ジャーナリストのシラヌシュ・サルキシャン氏は、多くの人が緊急の医療処置を必要としていると語った。 「ご覧の通り、まだ道中で立ち往生しています。この移動は本当に耐え難いものです。もう16時間もこの道で過ごしているのですから…。あと24時間経っても国境にたどり着けそうにありません。」
電撃的な攻撃の後、アゼルバイジャン軍は分離主義者を打ち破り、ナゴルノ・カラバフ全域を制圧した。カラバフに住む12万人のアルメニア人のほとんどは、アゼルバイジャンからの安全の約束にもかかわらず、迫害と民族浄化を恐れてアルメニアへの大量脱出を開始した。
多くの幼い子どもを含むナゴルノ・カラバフの住民数千人が、アルメニア国境へ向かう途中で道路上に取り残されているとみられる。写真:ロイター
ナゴルノ・カラバフは国際的にはアゼルバイジャンの一部として認められているが、住民の大半はキリスト教徒のアルメニア人で、彼らはソ連崩壊に伴う血なまぐさい民族紛争の後、30年前に自称アルツァフ共和国を建国した。
難民は故郷に帰ることを誓う。 「世界は、私たちがアルツァフから撤退する準備ができているとは信じるべきではありません。私たちは祖国を守るために、血と命をかけて最後まで戦いました」と彼女は語った。
アゼルバイジャンは、自国の軍人1人がカルバジャル国境地域でアルメニア軍の狙撃により死亡したと発表したが、アルメニア側はこれを否定した。
ブイフイ(ロイター通信による)
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