駐ソウル中国大使 邢海明
邢海明駐韓中国大使は6月8日、韓国の主要野党の李在明党首と会談し、米中対立において韓国は「間違った賭け」をすべきではないと述べた。ロイター通信によると、 同外交官はまた、韓国に対し、中国との「分離」をやめ、両国間の経済・外交関係を修復するよう求めた。
邢大使は、韓国がワシントンの影響を受けながら、台湾問題を含む中国の核心的利益を尊重せず、二国間関係に「困難」を引き起こしていると非難した。
中国大使館が発表した声明によると、邢氏は会談中に「中韓関係は多くの困難に直面している。正直に言って、中国側に非はない。(中略)韓国側が約束を守り、台湾問題など中国の核心的利益を明確に尊重することを期待する」と述べた。
同外交官はまた、米国からの圧力など「外部要因による干渉」を理由に韓国が中国について「誤った判断」をしないように警告した。 「中国が破滅すると信じている人たちは、必ず後悔することになるだろう」と彼は語った。
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韓国外務省は6月9日、張鎬鎮第一副大臣がヒン大使を呼び出し、「挑発的な」発言について警告し、「深い遺憾の意」を表明したと発表した。チャン氏によると、「真実ではない内容と容認できない表現」でソウルの政策を公然と批判することは、韓国への内政干渉とみなされる可能性があるという。
韓国外務省は声明で、「張次官は興大使に対し、いかなる結果に対しても責任を負うことになると明確に警告した」と述べた。
李氏の政党は、中国が韓国の最大の貿易相手国であるにもかかわらず、韓国政府の米国偏向外交政策がソウルと北京の関係を損なっていると尹錫悦(ユン・ソクヨル)大統領が述べたことを批判した。
尹氏は米中対立の激化の中で慎重に行動してきたが、中国が自国の領土であると主張する台湾に関する尹氏の発言をめぐって、4月にソウルと北京は激しい非難の応酬を繰り広げた。
尹氏はロイターとのインタビューで、台湾周辺で高まる緊張は武力による現状変更の試みによるものだと述べ、そうした変化には反対すると述べた。
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