上海交通大学の科学者らは、最も静かな潜水艦でも追跡できる新しい潜水艦探知機が南シナ海の海底でテストされたと発表した。
上海交通大学(中国)の科学者らが開発した潜水艦探知機はピックアップトラックほどの大きさだ。
写真: SCMPのスクリーンショット
サウス・チャイナ・モーニング・ポスト( SCMP )が9月20日に報じたところによると、ピックアップトラックほどの大きさのこの新型検出器は、約20キロ離れた場所にある回転する潜水艦のプロペラから発生する微弱な電磁波を検知できるという。
上海交通大学の科学者たちは、これらの低周波信号を分析することで、軍事目標の位置を特定し追跡する能力があると主張している。彼らは先月、新たな研究結果を中国の学術誌に発表した。
サウスカロライナ州モーニングスター通信によると、探知範囲はこれまでの研究の約10倍であり、この新技術はますます激化する水中軍拡競争において中国に優位性を与える可能性があるという。
これまでは、潜水艦から発せられる検出可能な電磁信号は海水中ではそこまで伝わらないため、この距離は不可能だと考えられていた。しかし、サウスカロライナ州モーリシャス・チャイナ・モーニング・ポストによると、こうした電磁信号は海底を監視することでさらに遠くからでも検出できるが、この技術はこれまで潜水艦の探知には使われていなかったという。
台湾海峡に突如現れた中国潜水艦について
公開されている記録によると、この潜水艦がこれまでに発見された最遠距離は2.5キロ以上だった。
上海交通大学の江衛康教授は研究の中で、この新しい技術的アプローチは海上試験で大きな可能性を示しており、低周波電磁信号の検出距離を「50キロ以上」にまで伸ばす可能性があると記している。この距離は、現代の魚雷が目標を破壊できる距離とおそらく等しい。
SCMPによると、中国の科学者らは、新型潜水艦がますます静かに航行するようになり、従来使用されてきた方法ではこの種の船舶を発見することがますます困難になっているという状況の中で、上記の研究を発表した。
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出典: https://thanhnien.vn/gioi-khoa-hoc-trung-quoc-cong-bo-ket-qua-thu-may-do-tau-ngam-o-bien-dong-185240920152931768.htm
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