チャイナ・デイリーによると、中国当局は8月11日朝の記者会見で、大雨による新たな死者数と行方不明者数を発表した。
死者29人のうち6人は以前に行方不明と報告されていた。当局は、救助隊が行方不明者16人の捜索を続けていると付け加えた。
新華社によると、記者会見で当局者は、河北省が洪水から復興するには2年かかる可能性があると述べた。
7月下旬以来、中国北部と北東部は台風ドクスリによる記録的な降雨により広範囲にわたる洪水に見舞われている。
特に、ロイター通信によると、先週の河北省の降雨量は1年間の降雨量を上回り、160万人以上が避難を余儀なくされた。
河北省は先週の記録的な洪水を受けて、新たな豪雨による被害に備えるため、8月10日に緊急対応レベルを最高レベルに引き上げた。
8月3日、中国河北省涛州市で台風ドクスリの残骸により大洪水に見舞われた地域。
ロイター通信が中国メディアを引用して報じたところによると、現状を検討する会議で、中国の洪水管理当局の当局者は、洪水管理用水路と主要な堤防の点検強化における「怠慢」について警告した。
この警告は、約2週間前に発生した台風ドクスリによる河川水位上昇と洪水に未だ苦しんでいる中国北部が、台風カヌンの接近が予測される中、さらなる大雨に備えている中で出された。
台風カヌンは明日8月12日に北東から中国に侵入すると予想されており、今日は北東部の吉林省と黒竜江省に大雨をもたらす可能性がある。
新華社によると、大雨により黒竜江省南東部では洪水の危険性がさらに高まる見通しだ。同省は以前の雨ですでに水位が高かった。
カヌン号の直接的な影響を受けていない中国北西部の甘粛省や青海省、南西部の雲南省や四川省などの他の地域では、中国の異常な多雨の夏にあたり、当局は鉄砲水警報を延長した。
[広告2]
ソースリンク
コメント (0)