欧州連合(EU)は2月10日、南アフリカがドナルド・トランプ米大統領の方針に反対したことを受け、主要20カ国・地域(G20)における同国のリーダーシップを「全面的に支持する」と表明した。
南アフリカは現在、G20の議長国を務めている。 (出典:アナドル通信) |
アナドル通信によると、欧州理事会議長のアントニオ・コスタ氏は南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領と電話会談し、2月20~21日にヨハネスブルグで開催されるG20外相会合を前に、ケープタウンに対するEUの支援を表明した。南アフリカは現在、G20の議長国を務めている。
コスタ氏は、EUは「信頼できる予測可能なパートナー」として南アフリカとの関係強化に尽力すると強調した。
「私は、G20における南アフリカの指導的役割と、最も差し迫った世界的問題に対処するために多国間協力と未来のための協定を強化するという同国の野心に対するEUの全面的な支持を表明する」と欧州理事会議長は断言した。
EUと南アフリカは3月13日に会合を開く予定。
この発言は、先週、マルコ・ルビオ米国務長官がG20外相会議に出席しないと発表し、開催国である南アフリカ政府が「反米」政策を掲げていると非難した(ケープタウンはこれを否定した)という状況でなされた。
トランプ大統領は先週、土地改革法をめぐって南アフリカへの米国の資金援助を停止する大統領令にも署名した。
ホワイトハウス長官は、この法令により「南アフリカ政府は補償金なしでアフリカーナー少数民族の農地を取り戻すことができる」と述べ、特に中東問題に関連した両国間の外交政策の不一致に言及した。
これに対し、南アフリカのシリル・ラマポーザ大統領は、同国は「脅迫されることはない」と述べ、「我々は団結した国家として団結し、国益を守るために声を上げる」と明言した。
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出典: https://baoquocte.vn/eu-ve-phe-nam-phi-trong-cang-thang-voi-my-303922.html
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