6月14日のRadioTimes.comのインタビューで、「Our Planet II」のプロデューサー兼ディレクターのトビー・ナウラン氏は、コアホウドリの初飛行に関する資料を集めるためにハワイ(米国)北部の太平洋を6日間横断した旅の恐ろしい体験を語った。
ナウラン氏によると、ある日、撮影クルーはアホウドリが初めて海上を飛ぶ瞬間を撮影しようと船に乗り込んだが、その不運なヒナたちを食べようと待ち構えている天敵のイタチザメに遭遇したという。しかし、乗組員たちは自分たちが海で最も危険な捕食動物の標的になるとは予想していませんでした。
イタチザメは最も攻撃的なサメの一種です。写真: VW Pics.
「V字型の水の輪が私たちの方に迫ってきて、イタチザメがボートに襲い掛かり、ボートに大きな穴を開けました。ボート全体が爆発しました。追い払おうとしましたが、逃げませんでした。恐ろしい体験でした。その日私たちを襲ったのは2匹目のサメでした」とナウランさんは回想した。
幸運なことに、ドキュメンタリー撮影クルーは陸地からわずか100メートルほどのところにいたので、無事に岸にたどり着くことができました。
ナウラン局長は、その後もグループは小型ゴムボートで作業を続けたと付け加えた。しかし、ボートも攻撃を受け、エンジンが故障した。今回の原因はサメではなく、体重が60kg近くになる大型のアジ類だった。
彼はサメの行動を「極めて異常」と評した。彼は、体長4.5メートルの海の「殺人者」は自然の食物が足りないために飢えすぎているのではないかと考えている。 「彼らは水中で見つけたものを何でもサンプルとして採取しようとしているだけだ」と彼は推測した。
撮影クルーはコアホウドリの初飛行での生存競争を記録したかったが、サメの襲撃によりそれができなかった。写真: Netflix。
番組のもう一人のプロデューサー、ヒュー・コーディ氏もザ・サン紙にサメに襲われた時のことを語った。
「当初の計画は、レイサンの浅瀬でカモメを捕まえようと待ち構えているイタチザメの水中映像を撮ることだった。イタチザメが現れた最初の日、クルーがゴムボートに乗ったら、2匹のサメが襲ってきた。結局、水中映像は撮れなかった」と彼は語った。
(出典:tienphong.vn)
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