ドイツは1992年以来初めて、北大西洋条約機構(NATO)が設定した国内総生産(GDP)の2%という防衛目標を達成することになる。
ドイツはGDPの2.01%という記録的な数字を達成し、NATOの防衛費目標を達成したと初めて発表した。 (出典:ドイツ連邦軍) |
2月14日、 DPA通信は、2年前にロシアがウクライナで特別軍事作戦を開始して以来防衛費が急増したため、ドイツ政府は2024年に防衛費として734億1000万ドル相当を割り当てると発表したと報じた。
これは1992年以来のドイツの記録的な数字であり、GDPの2.01%に相当する。
ドイツ国防省は正確な数字をすぐには発表しなかったが、今週初め、オーラフ・ショルツ首相は、同国の防衛産業は政府が軍事費を増やし、GDPの2%を防衛に充てるというNATOの目標を達成できると期待できると述べた。
この声明は、ドナルド・トランプ前米大統領が、米国は防衛費を十分に支出していないNATO加盟国を防衛しないかもしれないと示唆し、同盟国を怒らせた後に出された。
ショルツ首相は、ウクライナでの軍事紛争によりEUの製造業者が弾薬の需要を満たすのに困難を極めていることが明らかになったため、ドイツの防衛産業と欧州連合(EU)は大規模な兵器製造に切り替える必要があると述べた。
NATOの防衛大臣らは2月15日にベルギーのブリュッセルで会合を開き、欧州の防衛力強化について協議する予定だ。
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