ウクライナ軍南部司令部は6月6日、ロシア支配地域のドニプロ川にあるカホフカダムが爆発したと発表した。
ドニプロ川のカホフカダムは6月6日朝の攻撃により決壊した。(出典:Twitter) |
同部隊のフェイスブックでの発表では、「爆発の規模、速度、水量、浸水の恐れのある地域を明らかにしている」と述べられている。
ウクライナから任命されたヘルソン州首相オレクサンドル・プロクディン氏は、6日午前6時45分(現地時間、ハノイ時間午前10時45分)の投稿で、カホフカ地域付近の地域からの避難が始まったと述べた。地方および中央当局は人々の安全確保に取り組んでいる。
プロクディン氏は「川の水位は5時間以内に警戒水位に達するだろう」と述べた。
タス通信は緊急当局の発言を引用し、この事件により同地域の約80の集落が影響を受ける可能性があると伝えた。
ウクライナはダムの決壊はロシアのせいだと非難した。ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領はこの事件について緊急会議を開いた。
一方、ノヴァ・カホフカ市のロシア当局者ウラジミール・レオンテ氏は、カホフカダムはウクライナによる一連の攻撃で損傷しており、修復は困難だろうと述べた。
TASS通信は、匿名の緊急筋の話として、カホフカダムがオルハ発射装置から発射されたミサイルによって破壊されたと報じた。
この事件を受け、同日、ウクライナを訪問していた英国のジェームズ・クレバリー外相はロシアの特別軍事作戦を非難し、「意味のある詳細な評価を行うには時期尚早だ」とコメントした。
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