11月24日、チェコのペトル・フィアラ首相は、昨年10月の当選後初の外遊で公式訪問のためプラハを訪問中のスロバキアのロベルト・フィツォ首相と会談した。
チェコのペトル・フィアラ首相(眼鏡をかけている)は、11月24日にプラハを訪問したスロバキアのロベルト・フィツォ首相の歓迎式典に出席した。 (出典:AP通信) |
会談後の記者会見でフィツォ首相は、ウクライナへの武器提供を除いて、ほとんどの問題で双方の見解は一致していると述べた。
フィツォ氏は、両者がエネルギー、交通、安全保障、防衛など一連の問題を議論したことを確認し、スロバキアは欧州連合(EU)と北大西洋条約機構(NATO)の加盟に全面的にコミットしており、義務を履行する用意があると強調した。
双方はまた、両政府間の共通の伝統を継続することに合意し、次回会合は2024年初頭にプラハで開催される予定となっている。
スロバキアの指導者はまた、ポーランドの新政権樹立後、チェコ共和国、スロバキア、ポーランド、ハンガリーが加盟するヴィシェグラード・グループ(V4)の会議を招集するチェコのフィアラ首相の用意を歓迎し、V4の現在の形式は行き詰まっていると強調した。
フィツォ首相のプラハ訪問は、9月のスロバキア議会選挙運動中に両国の政治家から批判を受けたため、チェコとスロバキアのメディアから大きな注目を集めた。
フィツォ氏は就任直後、ウクライナに対するスロバキアの軍事援助をすべて停止することを決定したが、キエフに対する援助はプラハが常に強く支持してきた政策であった。
訪問中、フィツォ首相はホスト国のペトル・パベル大統領とも会談し、野党ANO運動の指導者でチェコ共和国の元首相アンドレイ・バビシュとも会談した。
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