バンコクポスト紙によると、タイの裁判所は本日(2月5日)、2019年に違法な抗議活動を組織した罪で、元首相候補のピタ・リムジャルーンラット氏、タナトーン・ジュアンルーンルアンキット氏、その他政治家6名に執行猶予付きの判決を下した。
ピタ氏はタイの主要野党である前進党の党首だった。一方、タナトーン氏は、現在解散した前進党の前身である未来前進党(FFP)の元党首である。
タイ憲法裁判所が前進党が王室と国家安全保障を損なったとの判決を下して以来、前進党が直面している法的トラブルは新たな展開によってさらに悪化することになる。
ピタ・リムジャルーンラット氏は1月24日にタイ憲法裁判所に出廷した。
ロイター通信によると、バンコクのパトゥムワン裁判所は先に、新未来党の主要人物6名に懲役4ヶ月、執行猶予2年、罰金1万1200バーツの判決を下した。
この容疑は、2019年12月にバンコクで政治家らが主導した抗議活動に関連している。
ピタ氏は判決に対して控訴すると述べた。一方、弁護士は、関与する他の政治家も同様の動きをするだろうと述べた。
ピタ氏の控訴が却下され、裁判所が判決を支持した場合、同氏は国会議員資格を剥奪される可能性がある。タイの法律では、重大犯罪で有罪判決を受けた者が国会議員になることを認めていない。
フォワードは昨年の選挙で予想外の勝利を収め、企業独占を廃止し、軍の根強い政治的影響力を抑制することを公約に掲げ、議会で最大の政党となっている。
憲法裁判所の判決を受けて弁護士や野党がさらなる法的異議申し立てを行っているため、同党は解散させられ、党幹部は政治活動が禁止される恐れがある。
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