10月28日、ホーチミン市警察の捜査保安局(ISA)は、グエン・タン・ニャン氏( サイゴン・コープ元社長)に対する容疑を「重大な結果をもたらした責任の欠如」から「公務遂行中の職権乱用」に変更した。
グエン・タイン・ニャン元サイゴン協同組合総局長。
これを受けて、ホーチミン市警察捜査保安局は第4次追加捜査の結論を終え、検察院に移送し、ディープ・ドゥン氏(サイゴン・コープ元会長)、ヴォー・タン・チュン氏(新都市開発投資株式会社代表取締役)、トン・タット・ハオ氏(ダイA不動産株式会社代表取締役)を「公務執行中の職権乱用」の罪で起訴することを提案した。
捜査保安局はまた、ホー・ミ・ホア氏(サイゴンコープ財務部長)とグエン・タン・ニャン氏に対する容疑を、ディープ・ドゥン氏の共犯者として、当初の「重大な結果をもたらした責任の欠如」から「公務遂行中の職権乱用」に変更することを決定した。
被告人のトラン・チュン・リエト氏(サイゴン・コーポレーション元会計主任)、ハン・タン・ダン氏(サイゴン・コーポレーション元監査役会会長)、ファム・ティ・ミン・ゴック氏(サイゴン・コーポレーション元監査役会副会長)、グエン・ティ・トゥイ・トラン氏(サイゴン・コーポレーション元監査役)は、いずれも「重大な結果をもたらした責任の欠如」の罪で起訴されることが提案された。
検察院の要請により追加調査を実施した結果、捜査機関は、被告らの犯罪行為を次のように結論付ける十分な根拠を有している。
被告ディープ・ドゥン氏については、2016年6月から2018年3月まで、ドゥン氏はサイゴンコープの取締役会を経由せず、サイゴンコープの財務部門と経理部門の担当者を恣意的に指示して、被告ディープ・ドゥン氏がサイゴンコープの3兆ドンのうち1兆ドンを送金し、Big C取引を実行するための資金を動員し、Do Thi Moi社(7,000億ドン)とDai A社(3,000億ドン)が投資協力を行うためのネットワークを拡大するための手続きを行い、サイゴンコープに1,150億ドンの損失を与えた。
サイゴンコープ元会長ディープ・ドゥン氏。
捜査機関によると、ニャン氏は、被告ディープ・ドゥン氏から、サイゴン・コープの資金調達口座の3兆ドンのうち1兆ドンを投資協力に使うことについて知らされたと認め、被告ホー・ミ・ホア氏が被告ディープ・ドゥン氏の指示のもと、サイゴン・コープが投資協力に1兆ドンを使うことについて検査と監視を行うことに同意した。
ニャン氏は、被告ディープ・ドゥン氏が投資協力に1兆ドンを使用したことを知っていたにもかかわらず、取締役会メンバーであり、財務・経理部門を担当するゼネラル・ディレクターとして、財務・経理部門に対し関連文書の提供を指示・要求せず、与えられた責任を果たさなかった。
さらに、ニャン氏は財務部門と経理部門に対し、財務活動による収益の減少を計上する根拠を明確にするよう指示せず、収益の減少分を獲得利益で調整するための2018年度財務報告書を直接承認した。
捜査機関によれば、ニャン氏の行為はディエップ・ドゥン被告の犯罪行為の結果を故意に無視し、それによってディエップ・ドゥン被告が犯罪を完遂し、サイゴン・コープ社に損害を与える条件を作り出したことを示している。
ホー・ミー・ホア氏は、サイゴン・コープとの1兆ドンの投資について銀行と連絡を取り協議した後、被告ディープ・ドゥン氏に対し、ダイ・A社との3000億ドンの投資協力契約、およびドー・ティ・モイ社との7000億ドンの投資協力契約の締結を直接助言(初期化)したことで、違反行為を行った。
被告トラン・チュン・リエト氏は、サイゴンコープの口座からド・ティ・モイ社とダイ・A社に1兆ドンを送金する支払承認書に署名した人物である。被告リエット氏は、この資金源がサイゴンコープの生産・事業に充てるために動員された資本であることを知っていたものの、総裁に報告したり、サイゴンコープの取締役会による協力方針の承認に関する文書を確認したりせず、被告ディープ・ドゥン氏の指示に従っただけであった。
ラム・ゴック
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